ローヤルゼリーで健康を手に入れよう

ローヤルゼリーとはちみつの違い

ローヤルゼリーとはちみつは同じミツバチが作りだすものですが、この2つには非常に大きな違いがいくつもあります。
今回はローヤルゼリーとはちみつにはどのような違いがあるのか、ローヤルゼリーとはちみつの違いについてご紹介いたします。

作りだされる工程が違う

ローヤルゼリーとはちみつは、どちらも働きバチが作りだすものです。働きバチは花蜜や花粉を集め、どのようにしてローヤルゼリーとハチミツを別に作りだしているのでしょうか。

ローヤルゼリーが作りだされる工程

ローヤルゼリーは、羽化後10日前後の若い働きバチだけが作りだすことができます。花粉や花蜜を食べた後、体内で分解、合成吸収したのちに再び下咽頭腺から分泌します。これを蓄積したものがローヤルゼリーです。

はちみつが作りだされる工程

働きバチは花粉や花蜜を食べてから胃にいったん溜めておき、巣に帰った後で待っていた働きバチに口移しで食料として与えます。一度働きバチの体内に入った花粉や花蜜は、消化酵素の働きでブドウ糖、果糖などに分解されます。これを食料として貯蔵して、水分を飛ばしたものがはちみつとなります。

用途が違う

ローヤルゼリーとはちみつは、それぞれ用途も全く異なっています。どうして若い働きバチがローヤルゼリーを作るのか、そしてそれとは別にはちみつを作って貯蔵しておくのはなぜなのでしょうか。

ローヤルゼリーは女王バチの特別食

ローヤルゼリーは女王蜂になる幼虫だけに与えられる特別食です。幼虫時代はもちろん、羽化して女王蜂となった後でも、生涯にわたってローヤルゼリー以外のものは口にしません。

はちみつは働きバチや雄バチの食料

一方ではちみつは働きバチや雄バチの食料になります。働きバチの場合、生後3日ほどはワーカーゼリーというローヤルゼリーよりも質が落ちるゼリーを食べます。さらにその後4日目からは花粉やはちみつを食べます。

成分が違う

女王食であるローヤルゼリーと、その他のハチのための食料となるはちみつでは、成分も驚くような違いがあります。ローヤルゼリーとはちみつに含まれている成分にはどのような違いがあるのでしょうか。

ローヤルゼリーに含まれている主な成分

ローヤルゼリーには糖分がほとんど含まれていません。糖分の割合は10%ほど、その他は60%の水分、そして30%もの栄養素で構成されています。栄養素はタンパク質をはじめとして、ビタミンやミネラル、デセン酸などの希少成分も含んでいます。さらにこういった豊富な栄養素が非常に優れたバランスで含まれています。

はちみつに含まれている主な成分

はちみつに含まれている主成分は糖分です。約80%がブドウ糖や果糖などの糖分となっています。残りの20%を構成しているのはほとんどが水分で、数%のミネラルとミネラルが含まれています。

色や味、見た目が違う

成分に大きな違いがあるローヤルゼリーとはちみつは、色や味、見た目においてもかなり異なる点があるといえます。ここではローヤルゼリーとはちみつの色や味、見た目の違いについて見ていってみましょう。

ローヤルゼリーは乳白色で味も独特

ローヤルゼリーの見た目は乳白色をしているという大きな特徴があります。味については決して美味しいとは感じられないような独特の酸味と苦味があり、口に含むと舌がピリピリとするような刺激を感じます。

はちみつは働きバチが採った花の種類によって味や色が変わる

ローヤルゼリーが乳白色という特徴があるのに対して、はちみつは働きバチが採取した花の種類によって色や味が変化するという特徴があります。うすい黄色から褐色まで花によってはちみつの色はさまざまで、さらに味や香りなども変わります。天然の甘味料と呼ばれるほど甘い味がして、人間にとっては非常に食べやすいものだといえるでしょう。

まとめ

このようにローヤルゼリーとはちみつにはたくさんの違いがあります。どちらもミツバチが作りだすものですが、味や成分だけでなく用途や製造工程なども大きく異なります。
自然の恵みをたっぷり含んだローヤルゼリーとはちみつ、それぞれの特徴を生かしながら、健康や美容に役立てていきましょう。

[出典]
ローヤルゼリーとはちみつの違い
http://puti-ange.jp/honey.html
ローヤルゼリーとはちみつの違いは?
http://xn--2ck2dtaci4ge0120ea3854c7l6c.com/honey2.html