ローヤルゼリー?ロイヤルゼリー?どっちが正しい?
「ローヤルゼリー」も「ロイヤルゼリー」も、どちらも口に出して発音してみると非常に似通った呼び方となりますが、いったいどちらが正しい名称となるのでしょうか。
今回は、だれもが一度は疑問に感じたことがある、「ローヤル」なのか「ロイヤル」なのかという問題について詳しくご説明いたします。
ローヤルゼリーとロイヤルゼリーは同じものを指している
実は結果的に言えば「ローヤルゼリー」も「ロイヤルゼリー」も、どちらも同じものを指していて、女王蜂になる幼虫や女王蜂専用のエサとして、働き蜂が作り出すものとなります。
正しい呼び方が定められているわけではない
日本語では王乳とも呼ばれているローヤルゼリーまたはロイヤルゼリー、どちらかの名称で呼ばなければならないという明確な規定はありません。
辞書やウィキペディアなどを見ても、表記としては「ローヤルゼリー(またはロイヤルゼリー)」となっていることが多くなります。
現在使用されることが多い方は「ローヤルゼリー」
どちらで読んでも同じことを示すことになりますが、現在広く使用されている表記、名称としては「ローヤルゼリー」の方が圧倒的に多くなっています。インターネット検索などをする際には、「ローヤル」の方が利便性が高いと言えるでしょう。
ローヤルゼリーに公正マークをつける団体の表記は?
ローヤルゼリーの品質を保証するマークをつける団体が、『一般社団法人 全国ローヤルゼリー公正取引協議会』というところですが、この団体も表記を「ローヤルゼリー」としています。
英語表記を発音するとどちらが近いのか
では本来の英語の表記や発音にすると、ローヤルゼリーとロイヤルゼリー、どちらの方が近いといえるのでしょうか。ここではローヤルゼリーとロイヤルゼリー、もともとの英語の発音にした場合について見ていってみましょう。
英語表記はroyal jelly
もともとのroyal jellyという表記をネイティブで発音した場合は、「ローヤル」とも「ロイヤル」とも取れるような発音になります。
聞く人の聞こえ方やや発音する人のイントネーションなどによっては、どちらにでも取ることができると言えるのです。
これは、「サファイア」と「サファイヤ」、「グレイト」と「グレート」などと同じように、微妙な発音によるものだということがわかります。
語源は「ゼレーロワイヤル」
ローヤルゼリーの名付け親はスイスの蜜蜂研究者です。自信の著書で「ゼレーロワイヤル」と表記したことがローヤルゼリーの最初の語源となっています。
この「ゼレーロワイヤル」が英訳されてローヤルゼリーまたはロイヤルゼリーと呼ぶようになりました。
まとめ
ローヤルゼリーと呼ぶかロイヤルゼリーと呼ぶかという点については、現在のところどちらでも良いということになっています。
しかし実際に検索したリ商品を探したりするという場合には、ローヤルゼリーとしておく方が利便性は高くなります。
取り扱う会社や人によって、表記はローヤルゼリーとロイヤルゼリーに分かれますが、注意すべき点、重要視するべき点はその品質と安全性です。製造工程、成分、産地などをしっかりと確認して、より高品質で安心安全なローヤルゼリーを選ぶようにしましょう。